ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第10章 段落115 [2020-09-28]


115 Why do we have perfect confidence that the sun will rise each day? Have you ever known a man rising each morning, hours before dawn, to sit wringing his hands in tense anxiety over the prospect of eternal darkness? No, we have no such fear, and the primal reason that we do not doubt in this case is because the action of the suns and planets is greater than our mortal mind can conceive and therefore we leave such actions entirely in the hands of the All-Knowing Principle which understands and perpetrates all action. In this case we realize our personal insufficiency and so do not concern ourselves by exerting mortal effort in regard to it. We simply allow it to take place.
115 何故、私達は毎日太陽が昇って来ると完璧に確信して来ているのでしょうか。貴方はこれまで毎朝起きては夜明け前に永久に闇が続くことを恐れる余り、両手を握り締めて座すような人を知っていますか。いいえ、私達にそのような恐れはありません。また、このような場合に私達が疑いを持たない主な理由は、諸太陽や諸惑星の行動は私達の死すべき心が計り知りえるより偉大であり、それ故、私達はこれらの行動を全ての活動を理解し、それを為す全知の法則の手に完全に委ねているからです。この場合、私達は個人的な力量不足を自覚し、その為、それに対して死すべき者の努力を行使して自分自身を係らせようとはしないのです。私達は素直に起こるに任せているのです。




【解説】
そもそも私達の不安は何処から来るのか、私達は自分自身を教材としてよく考える必要があるでしょう。実は私達は漠然とした不安感を感じているだけかも知れません。もちろん、未来の事柄は分からないことですが、宇宙の中に生きている限り、未来永劫にわたり自然を育んで来た普遍の法則の下、自然界の一員として私達は生きて来た訳で、そこには疑いの余地はありません。
こうした永劫に続く活動の流れの中で私達は生きて来た訳で、本文に記されているように、毎日、太陽が出ない日は無いのです。
このように考える時、私達には生かされているという確信(faith)が持てる訳であり、信念・信仰(faith)もこうした自然界への考察の中で培われるものでもあるのです。


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