ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落097 [2020-08-31]


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In a television program called "Frontiers of Mind," the Bell Telephone Company presented an excellent scientific demonstration of what touch is and how it reacts to electrical impulses. It showed that touch is not a sense organ but acts as a telegraphic system via the nerves to the brain. It registers that which it contacts and relays that reaction as electrical impulses through the nervous system of the body. Touch is inseparable with feeling, for feeling gives sensation to the nerves.
097 「心の最前線」と呼ばれるテレビ番組の中で、ベル電話会社は触感が何であるか、またそれが電気パルスに対し、どのように反応するかを示す優れた科学実験を提供しました。その番組は触感は感覚器官ではなく、神経を経由して頭脳に通じる電信システムとして機能していることを示しました。それは触れるものを記録し、肉体の神経を通じて電気信号としてその反応を伝達しています。触感はフィーリング(訳注:触覚)と分けることは出来ません。フィーリングは神経に興奮を与えるからです。






【解説】
本項は私達が触感とか触覚と称して来た感覚は、身体のあらゆる部分を結びつける神経ネットワークの作用であると説いています。つまりはそれらの機能が私達が学ぶフィーリングと同じものであり、接触の反応は想念波の領域にまで拡がっていることを示唆しています。
通常、私達はこれら感覚の内、視覚を最も重視していますが、その視覚も受光量が小さくなれば把握することは出来ませんし、目の細胞の解像度以下のものも識別は出来ません。一方、自然界では光の無い深海や地中に生活の場を置く生物も多くあり、彼らは目以外の器官を活用して生きています。
中でも昆虫たちは触角や体毛等に鋭敏な器官があり、相手に触れることでその大きさや脅威について把握しながら、厳しい競争生活を生き抜いているのです。
私達も更に自らの触覚要素を活発にさせて、自分の人生に生かすことが求められているのです。



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