ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第08章 段落092 [2020-08-24]


092 Within the last few years the attention of the world of science has been attracted to the many cases of suspended animation where the body remains for months in a state of perfect preservation. The sense organs are normal, yet they cease to function in a conscious way. Why? Because most of the feeling has left the body; approximately ninety-nine percent of the consciousness has left, and while one percent of feeling within the body keeps it from disintegrating, this is not enough to cause any apparent awareness within it. Many of these cases have reentered into active life. The feeling had again taken possession of the body and reanimated the inert organs of sense producing in them a state of conscious awareness. If understood rightly these four senses of man correspond perfectly to the four elements of creation, and the so-called fifth sense is the stimulus which imparts to them the animation necessary to produce conscious functioning.
092 過去数年間、世界中の科学の注目は、肉体は何ヶ月も完全な保持状態である中での生気が中断している多くの事例に引き付けられて来ました。感覚の諸器官は正常なのですが、それらが意識的には機能しなくなっているのです。何故でしょうか。それは触覚の大部分が肉体を離れてしまっているからです。概ね意識の99%が離れてしまっており、肉体の残り1%の触覚が肉体の分解を抑えており、これでは肉体内部に知覚をもたらすには十分でないのです。これらの多くは再び生気を取り戻しています。触覚が再び肉体内の位置を取り戻し、不活発な感覚器官を再び活性化し、意識ある覚醒状態にしたのです。もし正しく理解していれば、人間の四つの感覚は創造の四つの要素に対応し、いわゆる第五感覚は、意識的機能を作り出す為に必要な活性化を与える刺激ということが分かります。




【解説】
手術や検査の際の全身麻酔の場合も本項の内容に近い状況と言えるでしょう。確かに一部の薬剤が及ぼす作用により、感覚は麻痺し、私達自身の意識も薄れさせることが出来るのです。
こうした場合にも、意識・触覚の作用が1%でも残っている限り、生命は存続することが出来るということでしょう。重要なのは意識・触覚の機能が存続していることであり、それが無くなってしまえば生命体ではなくなるという訳です。それ故にこそ、私達は意識・触覚を自らの生命の本体として大切に取り扱わなければなりません。


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