ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第06章 段落074 [2020-07-28]


074 We know from actual experience that when a thought is sent over the highway of mind that all of the cells of the body respond in a perfectly unified state in producing that impression in outward form. It is not difficult to know if a man is joyous or angry. The thought of anger will mold the matter composing the body into an exact image of itself - contorted features, flashing eyes, clenched fists, set mouth etc. It may even produce a state of intense trembling throughout the form. If the thought is changed to one of joy the body again responds and matter is molded according to an entirely different pattern - the eyes glow with a soft light, the features are relaxed, and the whole form becomes one of simple grace, a symphony of harmonious action.
074 私達は実際の体験から、一つの想念が心のハイウエイに送り込まれると、肉体の全ての細胞は外向きの形にその印象を作り上げようと完璧に統一された状態で呼応することを知っています。人が楽しく思っているか、怒っているかを知ることは難しくはありません。怒りの想念は肉体を構成している物質をまさにその想念自身のイメージに鋳込み、歪んだ表情、ぎらついた目、固く握りしめた手首、こわばった口等を作り出します。それはまた、身体全体を激しく震えさせる状態さえも作りだすかも知れません。しかし、もし想念が楽しいものに変われば、身体は再び呼応し、物質は全く異なるパターンに沿って鋳込まれ、目は柔らかい光に輝き、表情はリラックスし、形全体は純真な上品さ、調和ある行動のシンフォニーになるのです。



【解説】
確かに私達各自の表情はその内面の精神状況、即ち心を通過している想念波動を忠実に表現しています。また、これら一時的な影響もそれが継続するとその表情は固定化し、身体全体の細胞をその想念の鋳型のように想念波動そのままの体裁をとるようになるのです。
自らどのような想念波動が有益で何が危険なのかを十分に注意して心に取り入れる想念を選ぶ必要もある訳です。
世の中には私達一般人を自覚させず、支配者の奴隷のまま習慣的生活の中にとどめ置きたい勢力が多くある中で、私達各人なこれら真実にいち早く目覚め、自らの進化に繋がる道を歩む必要があるのです。


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