ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第05章 段落065 [2020-07-13]


065 Everything from the mineral to the Cause kingdom is changed, moment by moment, by the everlasting activity of consciousness. It is the avenue of progress; the stream of life ladened with ideas which drop into the consciousness of mortal man with great rapidity and which may be used or discarded, depending upon the understanding of the individual. Consciousness speaks the language of the Soul, for it is the Soul. This Cosmic language is soundless, yet it roars with a voice of thunder, reverberating with a tremendous force upon the mortal form, producing a state of awareness as to the ideas that lie within him - ideas which only he himself knows unless he expresses them in words, and which even then may not be understood by another.
065 鉱物から因の王国に至るあらゆるものは永続する意識の活動により、刻々と変化します。それは進歩の大道であり、大速力で死すべき人間の意識に降り下るアイデアを積み込んだ生命の流れであり、各自の理解力により、活用されるか或いは捨て去られるかになります。意識は魂の言葉を話します。何故ならそれは魂であるからです。この宇宙的言葉は無音ですが、雷ほどの声で叫び、死すべき形あるものにすさまじい勢いで響かせ、人の内側にあるアイデアにいての知覚状態を作り出します。そのアイデアは言葉に表現しない限り、その者のみが知り、言葉に表現したとしてもその時、他の者には理解されないものです。




【解説】
芸術家達に時に来るヒラメキは、ある者には楽譜を書くペンの先を、またある者にはその絵筆を動かして、大いなる作品を創り出させる訳ですが、その原動力である意識の声は、本人にはとてつもなく大きく聞こえる程、力強いものとしています。それらの声は常にあるにも拘わらず、私達には聞く意欲が薄い為、一部の芸術家を除いては気付かずに過ごしているということでしょう。
これら力強い宇宙の力は当然、あらゆる粒子、原子・分子に作用し、それぞれに変化を促しています。それ故に私達は変化・流転の途にあるのです。この宇宙的な流れに従って進むか、或は自らの惰性・堕落の道を選ぶかは本人に委ねられていますが、どちらを進むべきかは明白であり、私達はより良い方向に進む意欲と確信を持たねばなりません。日々の活動を宇宙的なものに変革して行くことがその一歩となります。


第05章 段落064 [2020-07-10] <<  |  >> 第05章 段落066 [2020-07-14]