ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落046 [2020-06-16]


RELATIVITY
046 Matter manifests as an effect of the Cause impulse that rises from the Word. As a pebble dropped in the center of a still pool will send an impulse through the whole clear mass and stir its farthest boundaries into motion, so was the Primal Substance caused to vibrate by the Cosmic Impulse. And as the nearest wavelets are finer than those at the ultimate extreme so is the substance close to the heart of Creation finer than that upon the outer edge. Each impulse of the Word that has manifested in the realms of matter has evolved into its formed state of being through a primal motion or centralized impulse, out of which grew a heavier motion, swelling to greater perceptibility. The primal frequency goes into expansion without the smallest loss of energy.
相関性
046 物質は大いなる言葉から起こった因なる衝動の一つの結果として現れます。静止した池の中央に落とされた小石はその透明な物体の塊全体に一つの衝動を伝え、その最も遠い境界に運動を促すように、宇宙的衝動によって原始の物質は振動させられたのです。また中心に近いさざ波は最極地のものより精緻であるように、創造の中心に近い物質は外側の縁のものより精緻です。物質界で創造作用をもたらした大いなる言葉の各々の衝動は集中化した衝動の主要な行動を通じて形ある存在状態に進化し、そこからより重い行動、より大きな知覚作用に拡大しました。その主要な振動数は少しのエネルギーの損失もなく、拡張しています。




【解説】
止水明鏡という表現がありますが、万物創造の状況はこのような静まり返った世界であったということでしょう。そこに創造主の言葉が響き、中央にその響きによって波の源泉が形成され、以降、万物の隅々にその作用が伝搬されて行ったという訳です。
そして遂には物質界に形あるものとして万物が創造されたという訳です。即ち、万物はこのオリジナルな波動の一つの表現形態になっているのです。そしてその源泉の創造主の言葉から形あるものの形成までには、私達が知らない様々な段階があるということでしょう。全ては最初の言葉を表現したものであるのです。
一方、池に落とした小石が作る波紋のように、作用(エネルギー)が伝搬する様子は自然のものですが、地球人が人を殺傷する為に用いる爆弾、とりわけ原子爆弾の破裂力はこれら創造と真逆の破壊行為の象徴であることが分かります。創造に敵対する勢力を象徴する以外、何の役割もない、愚かな行為であるのです。


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