ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第03章 段落038 [2020-06-04]


038 Each form that with our mortal eyes we view is but a point of action in the whole - a minute bit of elemental substance moving to ever changing patterns and designs; impelled and impregnated with all-abiding consciousness. There is no tiniest unit in the Whole that does not bend an ear to the Law which Fathers it and causes it to be. And all that we perceive with mortal eyes and know with our consciousness is but the effective image of the Cause Intelligence, which formless is, yet causes forms to be; which knows no limitations and no bonds yet creates transient dense conditions that move and change within the bosom of incomprehensible Eternity.
038 私達が肉眼で見る個々の形あるものは、全体の中の一点の活動でしかありません。絶え間なく変化するjパターンとデザインに移行する基本的な物質の小さな小片であり、全てを永続させる意識によって促され、受胎されたものです。全体の中でそれを生み出し、そうなる原因を成す法則に耳を傾けないものは如何なる微細なもの一つとしてありません。私達が肉眼で見、そして私達の意識で知るもの全ては、形なきものであるが、形あるものを作り出す因なる英知の結果としてのイメージに過ぎません。その因なる英知には制限も制約も無く、しかも無限の永遠の胸の中で移行し変化する過渡的な密度状態を作り出しているのです。




【解説】
あらゆるものが永遠なる進化の過程の中の移行期にあるということでしょう。私達は全て一連の過程の只中にあり、変化を遂げつつある訳です。これは”諸行無常”ということでもありますが、従前の解釈とは異なるのは、明るくより大いなる進化の途上という肯定的である点に注意しなければなりません。
重要な点は本文で著者はform(形あるもの)と表現していることです。即ち、物質から構成されている創造物を示しており、これは私達の棲む惑星も含めて、形あるものを指していることです。言い換えれば形になっていないもの、因との言えるような存在について、例えば想念・印象については本項では触れていないのです。このことは私達自身の真我や想念・印象その他はこれら形あるものでは別に、因の領域に属し、永続する存在ということになります。


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