ジョージ・アダムスキー「宇宙哲学」第02章 段落015 [2020-05-04]

015 What of those that say truth is fact - explaining further that it is that which can be proven. Let me ask you this - proven to whom and by what and for how long? Again you must have a set standard of discrimination. Must it be proven by man's laws or theories that have already been given recognition? Then you are putting a limitation on truth. Must it be proven to all people or only to one who is able to see beyond the perception of his fellow-men? Proof can only go so far as a man will accept and truth to each man is only that which he has experienced either by mental realization or physical expression, and yet truth is universal. It is the sum total of action. Every smallest quivering frequency in the whole cosmos is truth - true because it perpetuates action. I shall bring all of my statements down to a perfectly logical, matter-of-fact foundation.

015 真理とは事実であるとする者達の言うことは、更に推し進めれば、それが証明され得るものだということです。このように質問させて下さい。誰にそして何によって、またどれくらいの間、証明されるのかと。ここでもまた、あなたがたは差別のための固定化した基準を持っているに違いないのです。それはこれまで既に認められた人間の法則や理論によって証明されなければならないのでしょうか。そうであるなら、あなたは真理にある限界を置いていることになります。それは全ての人々にあるいは仲間の者達より奥先を観ることが出来る者のどちらに証明されなければならないのでしょうか。証明とは人が受け入れるまでのものであり、個々の人にとっての真理はその人がかつて心の自覚あるいは肉体の表現によって体験したことでしかありません。しかし、真理は宇宙普遍のものです。それは行為の総計です。全宇宙の中の個々の極微の震える振動は真実です。それが永続する活動であるが故に真実なのです。私は私の論述を全て完全なる論理的で事実に即した基礎に基づいて書き起こすつもりです。


【解説】 本項で著者は永続する活動こそが真理であり、真実であることを私達に説いています。私達はこれまで自分達が作り上げた文明や学問こそが真理であるとして来ましたが、宇宙的に見ればそれらは極く限られたものに過ぎません。宇宙開闢の昔から宇宙空間には永続する諸活動があり、小は素粒子から大は星雲の動きまで、共通の法則の下、絶え間ない動き、生命の息吹があるということでしょう。 こうした活動は私達人間の思惑とは離れたところに準拠し、包括、連動しているものと思われます。それらの内容を本講座において著者の理解内容を逐次解説して行くと言及されているのです。

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