004 Observation is our greatest teacher but we must learn to see the Cause or the related purpose of all forms or manifestations.
004 観察は私達の最大の教師ですが、私達は因、即ち全ての形あるもの・創造の現れの相互に関連した目的を観るよう学ばなければなりません。
【解説】 本項では「観察」の意義について定義しています。よく聞かれることは、私達自身が何か行動している時、その状況を丁度、客席から舞台上で演じている者を観るように、客観的な観察が必要だということです。ある意味、冷静に推移を見守るということでもあるでしょう。 本項では更に深めて、私達の観察眼は現象の奥に存在する目に見えない因との関連を観ることを求めています。対象は自分でも他人でも良いのです。物事の生じた原因から作用の行く末まで、具体的な結果が現出する前に知覚することを意味しています。これは先の講座、「テレパシー」で学んだテーマですが、その能力発揮はこの分野で開花することになる筈です。 仏教では多く「観」という言葉を用いますが、その「観」に対応するのが本項の「観察(Observation)」です。
第01章 段落003 [2020-04-16] <<
|
>> 第01章 段落005 [2020-04-20]