ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落381 [2020-04-02]

381 The personal ego, interested only in perpetuating itself, is unaware of its unity with all manifestation; and selfishly concentrates its efforts upon the personal self. But when. through understanding, we can get the ego to turn its awareness outward, it will return to its natural free state; and the real Self will recognize its oneness with the Cosmos.

381 個人的な自我は自分自身の永続化のみに関心がある為、全ての創造物との一体性について気付いてはいません。そして自分自身への努力に自分本位に集中しています。しかし、理解を通じて私達は自我をその知覚を外向きに転換させることが出来る時、それはその自然で自由な状態に戻ることでしょう。また、その時、真の自己は宇宙との一体性を認識することでしょう。


【解説】 通常、私達が自分自身と称する自我(エゴ)は常に自己防衛、自己主張の傾向を持ち、自己保身に明け暮れています。他人を利用し、他の創造物の成果を横取りして毎日を送っている存在と言うことも出来るでしょう。 しかし、その一方で未来を見通すことが出来ない為、常に将来に対する不安を抱えており、また、逆にその不安をビジネスとする保険業も盛んになっているのです。 本項はこのような私達自身の実状を踏まえ、先ずは宇宙の理解、外の世界への関心を私達に促しています。本講座は想念・印象波という目に見えない波動に対する感受性を高めることを求めており、それに従って私達が宇宙に関心を寄せることで、やがては宇宙と融和一体化という生きものとしての基本的な条件を満たせることを示唆しています。 私達がテレパシー能力を高めることは即ち、こうした宇宙の構成員の一員として宇宙の諸法則を自ら表現する存在になることでもあるのです。

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