ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 4章 段落361 [2020-03-04]

PART VCHAPTER WThinking Versus Reasoning361 Thinking is neither toil, nor stress, nor strain. Rather, it is the ability to allow thought action to take place in an unobstructed manner; and the power of observing its path to travel.第3部第4章 思考と推論361 思考とは労苦でも重圧でも緊張でもありません。むしろ邪魔されることなく、思考行動が起こせるようにさせて置く能力、その流れが巡る道筋を観察する力なのです。


【解説】 よく考えると何か解決策を求めて考えを巡らす時、とかく私達は心の中を逡巡させる中で時間ばかりが経過するようなプロセスに陥りがちです。しかし、その解決策に出会う時、私達はそれが心が考え出したものでなく、何か外部からの印象をうまく捕らえられたに過ぎないことに気付きます。 即ち、心が開放され、自由に宇宙から来る想念・印象を感受出来るようになった時、解決策に巡り合えることになると考えています。心がそれまでのこだわりを捨て、自由になった時、解決策に巡り合える機会が増えるという訳です。 従って、心が苦労の末に物事を成就するのではなく、心が印象に素直になること、言い換えれば宇宙的印象に従った生き方を選択する中で、物事は自然と解決されて行くことになるのです。仏教で言う”他力本願”の真意はそこにあるのかと思われます。

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