ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 3章 段落352 [2020-02-19]

352 It is possible for the sense organs to be so sensitized, or refined, that they are capable of intercepting vibrations from a great distance, or they may receive higher frequency vibrations than can be heard by the normal individual. We are all aware that both our sight and hearing are limited to a very short range, compared to what our scientists know is possible. Yet, occasionally, individuals are born with exceptionally keen sight, or acute hearing; enabling them to see much greater distances, or hear higher or lower pitch frequencies than the average. But these are physical attributes. Two good examples are to be found in the bird and animal kingdoms. The bird, with its microscopic eyes can detect the movement of tiny life forms from high in the air. The silent dog whistle familiar to us all, is pitched too high to be audible to human ears, yet canines respond immediately.

352 感覚器官が鋭敏にされ、あるいは純化されることで遠距離からの振動を傍受したり、普通の人間が聞こえるよりも高い振動数を聴くことができるというのはあり得ることです。私達は皆、私達の視覚や聴覚は私達の科学者が可能だと知っている範囲と比べて大変狭い範囲に限られています。それでも時折、例外的に鋭い視覚や鋭敏な聴覚を持って生まれた人々もあり、はるか遠くが見えたり、平均より低い音律を聴くことができています。しかし、これらは肉体の属性です。二つの良い例が鳥と動物の世界に見い出すことができます。鳥はその顕微鏡的な眼で上空高い所から小さな生き物の動きを見抜くことが出来ます。私達皆に馴染みのある無音の犬笛は人間の耳には高過ぎて聞こえませんが、犬達はそれにただちに応答します。


【解説】 感受性を高めるという意味においては、私達も自分の既存の感覚についても磨く必要があるでしょう。本項に紹介されているように、タカの視力やイヌの聴覚や嗅覚には人間をはるかに超える力があり、人間についても本来は更に広範囲な領域を捕らえる能力があるのかも知れません。つまり、想念・印象が大事だからと言って、創造主から与えられた既存の感覚も養い育てて行くべきなのです。 その上で、私達はより精妙な印象の領域にまで、自らの知覚を拡げるということが大切であり、目に見える結果の世界とそれを支える原因としての生命力について合わせ学ぶ姿勢が必要だということでしょう。各自、身体をいたわり、心境を高める努力が求められています。同時に自然界において他の生物達が如何に自らの感覚を活用し、また驚くべき予知能力を生かしながら日々の営みを続けているかを観察すべきかと思うものです。

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