ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 2章 段落274 [2019-10-21]


274 Interest, unlike concentration, does not deplete the cells. Due to their state of curiosity regarding the new information, the cells are open to the incoming force. Being in a free state, instead of using their stored-up energy as they do with intense concentration, the cells are so normally balanced in action that they receive equally as they give out; so no fatigue is felt.
274 関心は集中とは異なり、細胞を消耗させることはありません。その新しい情報に関する興味を持った状況の為、細胞は入って来る力に対し開放しています。激しい集中ではそれら貯えたエネルギーを使っていたのに対し、自由な状態においては細胞は正常にバランスされ、出すのと同量を受け入れることとなる為、疲労は感じられません。




【解説】
年を取ると新しい物事に対する関心が薄れがちですが、これが大きな問題なのです。絶えず新しい分野に関心を持つこと、新鮮さを失わないことが長寿の秘訣かと思われます。
その為には、昔のことに囚われることなく、また自らの欲望に執着するのではなく、あらゆる事象を内観し、その中に隠れている様々な要素に気付くことも必要かと考えます。
その点、大いに参考とすべきは自然界の生きもの達です。彼らは言葉を発することなく、無駄なく、また不平不満を述べることなく与えられた環境を享受しています。この頃は朝晩の通勤途上で爽やかに鳴くコオロギの声を聞くようになりました。ささやかな環境の中でも精一杯、驚く程のキレイな音色を出す虫達の生活振りに想いを寄せるのも楽しい秋のひと時です。


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