ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第3部 1章 段落254 [2019-09-19]


254 When we consider that consciousness is activity, and that thought is energy produced by that activity, and that thought cannot be destroyed but can be transmuted or transformed, we must stand in awe before the realization of the prodigious bombardment to which our bodies are subjected by billions upon billions of charged particles flying through space in never ceasing activity. Since these countless variations of vibrations surrounding us at all times, and the human body is capable of receiving all of them through the feeling channel, why is that the average person receives so few? Why are some more receptive? What determines the type of vibration to which each individual is receptive?
254 私達が意識は活動であり、想念はその活動によって作り出されたエネルギーであり、想念は破壊されず変質あるいは変容するだけだと考える時、私達の肉体が止むことなく宇宙空間を飛来して来た何十億もの荷電粒子による桁はずれの数の衝突にさらされているという自覚を前にして私達は驚きの中、立ち尽くす筈です。私達を常々取り囲むこれら無数の諸振動はフィーリングの経路を通じてそれら全てを受信することが出来ますが、一方で何故平均的な人間は感受がそんなに少ないのでしょうか。他の者がより多く感受できるのは何故か。各々が感受する振動の形式はどのようにして決まるのでしょうか。




【解説】
本項では宇宙空間を猛烈な速さで伝播する想念波動の様子について、細かく描写されています。私達はその真只中に暮らしている訳で、私達の身体には絶えずこの荷電粒子が衝突していると言っても良いでしょう。
これら想念波動はおそらくはあらゆるものに影響されることなく通過し、宇宙を文字通り飛び回り駆け続けているに違いありません。私達はそれらの中で自分の身体を通過したものの内、自らが感受できたもののみ、アイデアや印象として感知するということでしょう。
何ものにも邪魔されることなく、宇宙を駆け巡るという点では、素粒子研究の世界と似ているように思われます。宇宙から降り注ぐ素粒子を地中深くに建設した検出装置により観察する装置の存在は著名ですが、私自身としては、地中深くまで貫通する宇宙から来る素粒子のパワーに本項で言う想念波動に似た要素を感じます。
私達の発する想念も、岩をも貫くパワーがあり、どこまでも進み、物事の実現力を備えていることに改めて驚く限りです。



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