ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落238 [2019-08-27]


Suggested Exercises
238 If you wish to test your ability to receive impressions, there are many simple experiments you may try. But while doing so, always bear in mind these three important facts. First, when you allow the feeling to give the impression freely, there is no division between your mind and the mind of the one with whom you wish to communicate. Second, all objects are living forms. In their structure, besides the elements necessary for them to maintain their individualized form, each cell contains the same Intelligence which gives you life. Each particularized cell can receive impressions, and is capable of transmitting its experiences. Third, control your sense reactions carefully. They must remain completely neutral. Do not let your senses tell you anything is impossible simply because they have not had experienced it previously.
推奨される練習例
238 もし貴方が印象を感受する自分の能力を試したいと思うなら、貴方が出来る幾つかの実験があります。しかし、それを行っている間、常に心に留めて置いて欲しい大切な事実が三つあります。第一は、貴方がフィーリングに対し自由に印象を与えるように許す場合、貴方の心と貴方が意思疎通を行いたいと思う人物の心との間には何らの区別は無くなるということ。第二は全ての対象物は生き物であること。それらの構造の中には個々の形を保つ為に必要な元素の他に、一つ一つの細胞には貴方に生命を授けているのと同じ英知が含まれているということ。一つ一つの個別化された細胞は印象を受け取ることが出来、またその体験を発信することが出来るということ。第三は貴方の心お諸反応を注意深くコントロールすることです。心の諸反応は完全に中立に保たれなければなりません。貴方の諸感覚が貴方に何事も過去に経験したことがないという理由だけで、不可能だと告げさせてはなりません。




【解説】
私達がテレパシー能力を修得する際の極意が本項に簡潔にまとめられています。
先ずは想念を感知する心自体、他の者と実は融合出来るし、事実融合しているという訳です。更にはその想念波動の記憶先として各原子分子があり、私達自身の身体を構成するこの微細要素に通過したあらゆる想念波動が記録されるという訳です。また、これら想念波動は実現力を備えていることに注意せよということです。
おそらく古代よりこれらの真理の断片が"極意"として伝えられて来たものと思われます。とりわけ、想念・印象の実現力については日本では言霊(ことだま)と称され、人間の発した言葉には良し悪しに関わらず実現力があることが認識されていました。即ち、どんな事柄も心に抱くことは実現するということです。
それ故、私達は日常的にも心には望ましい事柄のみを抱くこと、またその実現を信じることが求められる訳です。また万物に神宿るとして、物質を単なる"物"とは見なして来なかったことも特徴的と言えるでしょう。これら古来の思想こそ、宇宙時代に向けて私達自身が身につけなければならないものと言えるのです。


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