ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 4章 段落221 [2019-08-01]


221 It is the instinctive, inborn desire in Man for a better understanding of all he sees about him, that keeps his eyes raised heavenward and his hand ever reaching for a higher rung on the Ladder of Life. If this were not so, he would have been content with a sub-human existence; never seeking the answer to why the Sun God rode through the sky each day, or how his protector from the storm, the mighty oak, sprouted from a tiny acorn.
221 人が生命の梯子のより高い段を目指して両目で天空を見上げ、手を上の段に伸ばすのは、自分に関するより良い理解を得たいとする本能的な生まれながらの願望です。もしそうでなければ、人は類人の状態で満足していたでしょうし、何故毎日太陽の神が昇るのか、どのようにして小さなドングリから彼を嵐からの守護者となる樫の木が芽吹くのか知ろうとはしなかったでしょう。




【解説】
先日、ある神社で東日本随一と言われる樹齢1370年以上の大杉を見る機会がありました。普通、神木をされる大樹は巨木であるが故に長年の風雪で幹が痛んでいるものが多いのですが、そこの杉は大変若々しく堂々とした姿をしており、地面から真っすぐに幹周り8mにも及ぶ太く立派な幹を伸ばしておりました。人々の敬愛や信仰の証として周囲に柵が整備され、幹にはしめ縄が回されていました。神々しいとはこのようなことかと思った次第です。
聖徳太子の時代に神社が建立された時に植えられたものと伝えられており、1300年余の時間の長さを実感させるものとなっています。
もちろん、私達は各自、過去生も含めて長い年月を生きて来た者でありましょう。その中で、少しずつ進化の道を歩むことを続ければ、1本の苗木からこのような巨木にまで自然は私達を育てて下さるということでしょう。その為には各自はこの杉の木のように揺るぎない信仰を基礎として真っすぐに伸びていく決意を必要としているのです。


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