ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落206 [2019-07-10]


206 In infancy and young childhood, before the indoctrination of accepted beliefs has filled the mind with preconceived ideas, the young life is governed almost entirely by impressions. Long before a baby can talk, it can receive thoughts and respond to them. Therefore, is not the importance of the parent's attitude self-evident? Remember, our children are little mirrors reflecting our emotional stability or instability.
206 古くからそのまま受け入れられて来た信条による洗脳が行われる前の幼児期や幼年期においては、年少者の生活のほとんどは印象によって完全に支配されています。赤ん坊が喋れるようになるはるか前、赤ん坊は想念を受け取り、それら想念に応答します。それ故、両親の姿勢が重要であることは自明のことではないでしょうか。私達の子供は私達の感情の安定あるいは不安定さを映す小さな鏡だということを忘れないで下さい。




【解説】
かつて植物育種家のルーサー・バーバンクはその著書Training of Human Plantの中で人間の赤ん坊ほど、感性が鋭敏な存在は居ないという主旨の記述をしていたと記憶しています。おそらく本来、最高位の創造物として創造される人間はその誕生した際には、驚くべきほどの想念波への感受性を持っているということでしょう。本項で述べられている事柄についてルーサー・バーバンクも良く自覚していたということです。
実はこのような幼児期から遠く離れてしまった私達も目指すべきは赤子のような天真爛漫、宇宙的想念波動に素直な心境なのです。柔軟性はこれら素直さを表すものであり、努めて宇宙的な想念、自然界の生命活動と同期する心の状態を保つことが重要です。私達の心自体は何らのメボシイ能力が無い訳で、そのほとんどを外からの印象に依存していることを認める必要があります。神の導き手に従うということかと思っています。


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