201 Since we all have certain daily routines we must follow, it is advisable to learn to do everything with joy. Be happy there is a task for you to do, and be thankful you are able to do it. No task is irksome, regardless of how menial, unless we give it the power to irritate us. Do not allow the little vexations of life to control your mind and upset the functioning of the body cells, for this closes the door to receptivity.
201 私達は皆、何らかの決まりきった仕事を持っていますので、何事も楽しく実行する仕方を学ぶのは賢明です。貴方には仕事があることに幸せを感じること、そして貴方がそれを為すことが出来ることに感謝することです。仕事は如何につまらないものであっても、貴方がそれに苛立ちのパワーを与えない限り、退屈なものにはなりません。生活に関するどんな小さな苛立ちにも貴方の心を支配させてはならず、肉体細胞の機能を狂わせてはなりません。何故なら、これは感受性への扉を閉めてしまうからです。
【解説】
毎日をどのような心境で過ごそうとするのか、為すべき仕事に対しどのような気持で取り組んだら良いか、本項はそれらについて明言しています。毎日を感謝し、楽しい心境で仕事に向き合うことの大切さは著者アダムスキー氏のみならず、私の知る限り、あらゆる宗教者が説く所であり、共通する真理と言えるのです。
もちろん、その原理は本項で述べられて来たように、私達が心に招き入れる想念が及ぼす影響に由来している訳で、皆共通の真理を表現しているのです。
以前、若い頃、職場の先輩から「仕事は楽しく」というアドバイスを戴いたことがあります。その言葉はその方が悟った真理か、あるいは誰かに聞いた言葉なのかは、今となっては知る由もありません。しかし、物事を楽しく進めるという表現には、ご自身の中の心境を明るく保つこと、仕事の仲間同士協力、助け合うゆとりが必要であることを示しています。どのような仕事であれ、楽しんで取り組む必要があるという名言です。
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