ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 3章 段落199 [2019-07-01]


199 You can easily demonstrate this in your own life. Consciously implant a thought of worry or anger in your mind, then study the effect it has on you. You will notice a feeling of heaviness spread rapidly through your body as the discordant thought impinges its influence upon the cells, disrupting their normal activity. Still holding the thought, watch how the law of affinity attracts impressions of a similar nature; and how each additional thought adds to the weighty feeling in the body. Here, we are breaking Nature's fundamental law of harmony. And because of the barrier of tenseness created in the mind, causing inharmonious functioning of the body cells, telepathic reception is almost impossible.
199 貴方はこれをご自身の生活の中で簡単に実証して見せることが出来ます。意識的に貴方の心の中に心配あるいは怒りの想念を植え付けて、その後それが貴方に及ぼす影響を研究することです。その不調和な想念が各細胞にその影響を打ち付け、それらの正常な活動を妨げるにつれて、貴方は重苦しい感じが急速に貴方の身体中に広がることに気付くことでしょう。依然としてその想念を持ち続けた場合、親和の法則が如何に同種の性質の印象類を引き寄せ、更には個々の加わった身体に重苦しい感じを付け加えるかを観察することです。ここに私達は大自然の調和と言う基本法則を破っているのです。そして心の中に造り上げられた緊張の障壁の為、肉体細胞の不調和な機能をもたらして、テレパシックな受信はほとんど不可能になることでしょう。




【解説】
本項では、著者は各自自らネガティブな想念を試しに心に招き入れて、その後どのような影響を受けるのか、実感して見よと説いています。
しかし、少し考えれば私達のほとんどは、かつて同類の苦い体験を持っていることでしょうし、このようなある意味危険な”試み”は敢えて行う必要もありません。そうでなくても実社会で暮らす私達は常にそのような状況が望まずともやって来る訳で、自ら進んで”試み”に立ち入らずとも、類似した場面はすぐにもやって来るものです。
ここで重要だと思う点は、著者が私達生徒に、その取り入れたネガティブな想念がその後、どのような影響を与えて行くか、よく観よとしていることです。即ち、いわば自分を客観視していて、決して騒ぎの渦中に居る訳ではないということです。自分を客観的に観察することが出来れば、それら心の苦悩というものも解脱出来るということかと思われます。


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