ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落175 [2019-05-28]


175 The natural state of the body cells is a relaxed, yet busy approach to life. When you distort their normal expression through tenseness, they broadcast this inharmony to all about you. We have many examples of this in our daily lives. Notice that when you are tense and out of sorts, and lash out at someone with a sharp retort, you will usually receive a sharp answer. This is caused by the cells of your body impressing their feeling of discontent upon the body cells of the other person. And because you are expressing a strong, destructive emotion that most people have not learned to guard against, their body cells respond in like manner. So if you want to make a happy life for yourself and those around you ... watch those emotions! Stop worrying over every little thing-and over every big thing, too. Worry has never yet solved a problem or changed a circumstance.
175 肉体細胞の自然な状態とはリラックスして、しかも生命に近付こうと専念している状態です。貴方が緊張を通じてそれらの普通の表現をゆがめてしまうと、それらはこの不調和状態を貴方の全周囲に発信します。私達はこの例を日常生活の中で多く持っています。貴方が張り詰めていて機嫌が悪い時、誰かを辛らつな応酬で非難すると、貴方には大抵はとげとげしい応えが返って来ることでしょう。これは貴方の肉体の諸細胞が不満のフィーリングを他の人の肉体細胞に印象付けている為に引き起こされます。そして貴方がほとんどの人がそれに対して守らなければならない強烈で破壊的な感情を表現している為に、それらの肉体の細胞も同様に反応しているのです。ですからもし貴方が自分自身や周囲、等々に幸せな人生を成し遂げたいと思うなら、これらの諸感情を監視しなさい! 個々の細かい物事、また個々の大きな物事についても心配することを止めなさい。心配が問題を解決し、あるいは環境を変えたことはありません。




【解説】
アダムスキー氏がよく言うリラックスの本来の意義について、本項では分かり易く解説されています。私達の身体細胞が本来の宇宙的活動に従事するとはどういうことなのか、また、その逆に心の嫌悪感に従うとどのような状況になるのかが本項では具体的に記されています。
本文から分かるように、本来、私達の身体細胞は宇宙的波動の流れに従って穏やかにしかも活動的に委ねられた活動に従事しているのですが、そこに心の不安や怒りの想念が入り込むと、真っ先にその影響を受けてしまい、全身がそれに呼応した態勢をとるというのです。その結果、身体全体が緊張し、身構えてしまい本来の柔軟な活動が出来なくなり、各細胞に大きな負担をかけてしまうのです。
こうして体内は緊張状態になるのですが、またその影響は相手にも伝播し、無用な緊張を生み出すこととなるのです。このようにご自身の心を制御しなければ、身体細胞のみならず周囲の者にも大きな影響を与えることとなります。テレパシーは想念伝達の域を超えた一大真理であり、宇宙的法則でもあるのです。


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