ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落173 [2019-05-24]


173 This unnatural condition in the digestive system is the direct consequence of the strong thought vibrations of anger or anxiety impinging upon the body cells, and if continued long enough can cause serious and lasting bodily damage. Science has definitely proved that anxiety and tension can terminate in neurosis, ulcers, etc. So here is evidence that the sense-mind can bring suffering upon itself, the physical man. There is great truth in the saying, "As ye sow, so shall ye reap." for it is applicable not only to our morals, as most people interpret it, but to every facet of our lives.
173 消化システムにおけるこの不自然な状況は、肉体細胞に衝突して来る怒りや不安の強い想念の直接的な結果であり、もし長く続く場合は、深刻で続く肉体の損傷を引き起こす可能性があります。科学ははっきりと、不安や緊張はノイローゼや潰瘍を起こして終結することを証明しています。ですからここに、感覚心が自分自身、即ち肉体としての人間に苦痛をもたらし得ることの証拠があるのです。「播く種は刈り取らねばならない」ということわざには、偉大な真実があるのです。何故なら、それはほとんどの人が解釈するような道徳ばかりでなく、私達の生活のあらゆる側面に適用できるものだからです。




【解説】
これまでにも私達は過度なストレスによって胃潰瘍になった等々の話を聞いています。本項は私達の肉体に対し、私達自身の抱く想念が真っ先に作用することを説いています。良い想念は良い結果を、誤った想念はそれを反映した状況を造り上げるということでしょう。
それ程に私達の放つ想念は私達の身体細胞にも直接的に作用するということです。このことは私達人間が本来の性質を発揮させることを、エゴと呼ばれる自分が長年妨げて来たということです。本来は生まれ出た赤ん坊が柔軟・素直で本来の美しさを表現出来ているのに、長年月生きて来た老人に老いの醜さが多く表れることを裏付けています。
その点、大自然の中の動植物は違うように思います。彼らは確かに老いはしますが、見苦しくなく、そっとその生涯を終えるように私には思われます。生まれてからどのような時間を過ごしたか、宇宙的波動に同調できていたかどうか、その最期の姿は語っているものと思います。


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