ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 2章 段落168 [2019-05-17]


168 This proves that thought can be transmitted from the body cells within a form, without the necessity of passing through the brain of the form as a conscious thought. If thought could only be produced through action of the brain cells, this knowledge could never have been revealed to me; for the woman's brain was broadcasting strong, frantic, thought-vibrations of serious disorder in the body.
168 これは想念は一つの意識出来る想念として形あるもの(訳注:肉体)の頭脳を通過する必要はなく、身体の中の肉体細胞から発せられ得ることを証明しています。もし想念が頭脳細胞の活動を通じてのみ作られるとしたら、この知識は私には明らかにされなかったからです。何故なら、その女性の頭脳は、身体の中の深刻な疾患状態についての強烈で気も狂わんばかりの想念波動を発していたからです。




【解説】
本項から、私達の身体細胞は常に心によって歪められていない純粋な想念・印象を絶えず発していることが分かります。私達は通常、頭でそれらの性質を歪めたり、無視したりすることで、多くの学習の機会を逃しているという訳です。
テレパシー能力とは本来、これら各自の肉体細胞からの訴えに耳を傾け、それらの情報を生かして行動することに役立てなければなりません。60兆の細胞から体内で起こっている状況の実態を知ることが出来れば、長寿は可能ですし、他惑星人の長老が千年を超える年齢を保つことも納得出来ます。
重要な点は、各細胞が永続する宇宙の原理、生命の法則に調和することでストレスや葛藤が消滅し、生命本来の生き方が出来るということであり、人間について言えば、各自の才能を各々の人生の中で開花させることにあります。想念・印象の感受力を高めることは、それに近づくことが出来ることでもあるのです。


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