ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第2部 1章 段落157 [2019-04-25]


157 This accounts for most of the so-called memories of previous lives. A person may receive an impression that he once lived on earth as Julius Caesar, and his ego will be inflated. But in reality, a few cells of his body may be composed of atoms which were once present in the body of Caesar.
157 このことはいわゆる前世の記憶と呼ばれるものほとんどに当てはまります。ある人は自分がかつてジュリアス・シーザーとして地球に生きていたという印象を受けるかも知れませんし、そのことでその者のエゴは増長させることでしょう。しかし、実態はその者の身体の細胞のわずかがかつてシーザーの肉体に有った原子から構成されていたに過ぎないのかも知れないのです。



【解説】
一方で私達がこのような原子達の持つ記憶にアクセス出来るレベルまで発達した場合でも、本項に説かれているような注意点が必要であるという訳です。
とかく私達は自我を高めることに執心しがちです。ほんのわずかの原子が本項で例示されるような著名人を構成した体験を所持していたとしても、それは私達の自我とはあまり関係はありません。感受した印象を自我のプライドを高める為に利用すべきではないのです。
テレパシー学習を進めるにつれ、私達は感受性を高めることになりますが、そこにも課題はあり、自我を有頂天になって高慢になるようでは、テレパシー能力を得たために却って問題を抱えることになってしまいます。
そうした意味からも私達は注意深く創造主に誠実に一歩一歩、精進の道を進む必要があるのです。


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