ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落133 [2019-03-22]


133 So you can see there are no divisions. You must work until you honestly feel a oneness with all creation; for sympathetic feeling is the avenue of communication. This must be established before success in thought-transference can be expected. All Nature expresses the Creator in a free, unhampered manner, and you must strive to emulate her. A good example of what is meant can be found in the message given by the Masters in INSIDE THE SPACE SHIPS. You will notice they compared their way of life to ours, yet at no time did they pass judgment on us for our shortcomings.
133 その結果、貴方は分裂というものは一切無いことが分かります。貴方は正直に全ての創造物と一体になる感じを得るまで力を尽くさねばなりません。何故なら共感的なフィーリングが意思疎通の本道であるからです。このことは想念転移において成功が期待される前までに確立されていなければならない事項です。全ての自然は自由で妨げられることなく創造主を表現しており、貴方は自然を見習おうと努力しなければなりません。その意味での良い例が空飛ぶ円盤同乗記の中の長老によって授けられたメッセージの中に見出せます。長老達は彼らの生き方を私達のと比較しましたが、一度も私達に対して私達の欠点を非難しなかったことに貴方は気付かれることでしょう。




【解説】
私達の疎外感、孤独感の由来は、この長年の自然からの分離観にあります。独り人間だけが自我の迷いの中にもがいているということでしょう。その人間が頂点に立つ地球は、他の惑星に比較して、まさに救いようのない状況に陥っていることは、今日の世界を見れば明らかです。
しかし、それでも光明に続く道は示された訳で、私達は与えられた教材を拠り所として少しずつ前進出来ることは喜びでもあるのです。
今日、様々な指導者が現れ、各々の分野で人々を導いているように思いますし、また、アダムスキー氏に関連する新しい書籍も次々に出版されて来ています。しかし、本を読むだけでは不十分で、各自が工夫しながら如何に自然を教師として日常生活に取り入れるかが問われているのです。自他の境目を無くして同一化する中で初めて心自体の癒合、そして想念の共有も達成されるのではないでしょうか。


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