ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 4章 段落116 [2019-02-15]


116 Let us turn to the story of Creation for conformation. Careful reading of the first chapter of Genesis (or the first creation), tells us that creation was without form, meaning it was then only a thought forming in Divine Mind. In this chapter we find every detail scrupulously planned: the grasses, herbs, and trees yielding fruit; the waters bringing forth abundantly the moving creatures that hath life, and the fowl that may fly; the living creatures after his kind, cattle, and creeping thing and beasts of the earth after his kind. . . . Then God said, let us make man in our image, after our likeness.
116 創造の構造を理解する為、創造の物語に目を向けましょう。創世記の最初の章(或いは原初の創造の部分)を注意深く読むと、創造は形が無かったことが分かりますし、このことはそれは神聖なる心の中に作り上げられた一つの想念でしか無かったことを意味します。この章で、私達はあらゆる細部が綿密に計画されていたことを見い出します。草や草木、果実をもたらす木々、命を持つ多くの動く生き物をあり余るほどもたらす水、空を飛ぶ鳥等、それぞれの生きるものたち、家畜や地を這うもの達、地上のそれぞれの獣達です。それから、神は言ったのです、人を私達のイメージに、私達に似せて造ろうと。




【解説】
本項では私達の精神空間で生じる内容は、創世記に記されている万物創造の物語と実は全く同じであると説かれています。宇宙の諸々の創造物が生まれる為に最初に創造主の想念があり、そこから万物創造が始まったという訳です。
言い替えれば、全く同じ内容が日々私達が接している精神空間でも起こっている訳で、私達は自らの想念の持つ力に注目すべきです。自らの発する想念をチェックして妥当なものであるかを監視する必要があるのです。
もちろん、良質な想念は大切に記憶し、保護し、育成しなければなりません。私達が為し得る事柄の最も基本となるのは、この高潔な想念を維持することです。各自の想念は自分自身に最も影響があることはもちろんですが、他にも影響をもたらす力を有していることを忘れてはなりません。


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