ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落084 [2018-12-21]


084 It is these four avenues that make up the mind of man today. They are the jailers holding him to the realm of the effective world; and until he can loosen their shackles by conquering them through self-control, man will remain a slave unto their whims. It is through our senses that we pass judgment on conditions, persons, nations; not understanding the oneness of all with Cosmic Cause.
084 今日の人間の心を作り上げているのはこれら四つの大通りです。それらは人間を結果の世界の領域に閉じ込めている看守であり、人が自制によってそれらを克服し、彼らの足かせを緩めるまでは、人は彼らの気まぐれの奴隷のままでい続けることでしょう。宇宙の因とともに全てとの一体を理解することなく、状況や人物、国家に対して裁きを下しているのは私達の感覚を通じてなのです。




【解説】
よく考えればこれら四感覚は私達の行動を支配している一方、私達の生命の発露、即ち生存にとっては他の臓器とは異なり、あまり大きな役割を果たしていないことに気付きます。つまり、これら四感覚が失われても、その後の生命活動に致命的な影響は与えられないという程度のものなのです。
そういう意味でも私達はこれら既存の感覚による束縛を離れて、より直接的に生命活動を観察し、フィーリングを介して真相を究明する必要があります。想念・印象への感性を鋭敏にして、より深遠な真理を学ぶことが必要です。
日常の多くの時間がこれら四感覚の好みや拒絶の間で費やされている実態から離れて、より広くより本質に近づいた観察眼を持ちたいものです。


第1部 3章 段落083 [2018-12-20] <<  |  >> 第1部 3章 段落085 [2018-12-25]