ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 3章 段落062 [2018-11-15]


062 But what of the so-called fifth sense? If we deprive man of feeling, as we have done with sight, hearing, taste and smell, what is the immediate result? He lapses into unconsciousness, and will remain in that state until feeling is restored. While he is in this state, the organs of sense are still in the body and in perfect condition. The eyes, nose, palate and ears are uninjured, yet they do not see, smell, taste, or hear. And if feeling is complete]y withdrawn from the body, that person dies. Therefore, it is quite apparent that each of the four senses is dependent upon feeling for its existence.
062 しかし、いわゆる第5番目の感覚とは何でしょう? もし、人間から私達が視覚や聴覚、味覚や嗅覚について行ったように、フィーリングを取り除いたら、どのようなことが直ちに結果となって現れるでしょうか? その人は無意識の状態に陥り、フィーリングが回復されない限りはその状態に留まるだろうということです。その人はこの状態にある間、それら感覚器官は肉体内にあり、完全な状態にあります。両目は鼻、舌や両耳は損傷を受けていませんが、それらは見たり、匂いを嗅いだり、味わったり、聞いたりしないのです。そしてフィーリングが肉体から完全に取り去られるなら、その人物は死にます。ですから、この4つの感覚各々はその存続をフィーリングに依存していることは、まったく明らかなのです。




【解説】
私達が通常、「意識がある」或いは「意識がない」と称しているように、意識状態は生命の基本条件であるように思われます。実はこの意識ことが私達の感覚器官も含めて全ての身体機構を有機的に統合している訳で、意識が薄れれば、各々の身体器官は機能を停止してしまうものと思われます。
この意識状態を既存の感覚のように表現したのが、「フィーリング」です。あらゆる存在と融合し、その持つ印象(波動)を同期し、知識を得ることが出来るという訳です。
従って、目や耳等の感覚器官によらず、もっと深部の原理や仕組みから物事を理解する為に、フィーリング能力を高める必要があるのです。その為に私達は各自、心の状態を整え、心に湧き起こる深遠なる印象に気付く必要があるのです。


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