ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 2章 段落044 [2018-10-22]


044 Have you ever stopped to consider what would happen to our planet if insects were to be suddenly withdrawn? Life, both animate and inanimate, would cease. Mother Nature depends largely upon these tiny life-forms for pollination. Remember, it is the bees and others of the insect world, laboriously traveling from blossom to blossom that propagates for her. So without the vital part they play, all vegetation would eventually die out.
044 貴方はもし、昆虫達が突如として引き上げたらこの惑星にどのようなことが起るかを考えたことがありますか?生物も無生物もともに生命は途絶えてしまうことでしょう。母なる自然はこれら小さな生命体に受粉の多くを依存しています。花から花に精一杯移動し自然の為に繁殖しているのは、昆虫の世界のミツバチやその他のもの達であることを忘れないで下さい。ですから、彼らが果たすその極めて重要な役割無くしては、全ての植物はついには死に絶えてしまうことでしょう。




【解説】
昆虫の話を聞くと、ファーブルや熊田千佳慕を思い起こさせます。両巨匠ともに虫の観察文や精密画で著名ですが、そのいずれもが多くの人々に今もって感銘を与えている筈です。中でもミツバチは植物の受粉を担う等、農業に大変重要な役割を担っているのです。
以前、どういう訳か、ミツバチが世界的にも死滅して、日本のイチゴ農家が困ったというニュースを耳にしたことがあります。それ程に私達の農業にとって、虫達はなくてはならない存在でもあるのです。
従来、私達は自分の一時的な目標にとって害を与えるものは害虫と名を付けて、農薬で殺して来ましたが、虫全体を見れば植物の受粉になくてはならない役割を担っていることを認識しなければなりません。
それぞれの要素が如何に相互につながっているか、気付くことこそがテレパシー研究を始める上での第一歩と言えるのです。


第1部 2章 段落043 [2018-10-19] <<  |  >> 第1部 2章 段落045 [2018-10-23]