ジョージ・アダムスキー「テレパシー」第1部 1章 段落005 [2018-08-23]


005 To attain this goal, he must understand that touch is a nerve reaction; while feeling is a state of alertness. The state of true alertness is conscious consciousness ... which is all-inclusive Cosmic Knowledge.







-George Adamski
005 このゴールを達成するためには、人は触感は一つの神経反応である一方、フィーリングは警戒の状態であることを理解しなければなりません。真の警戒の状態とは意識的な意識であり、全てを包含する宇宙の知識なのです。 ジョージ・アダムスキー




【解説】
「まえがき」の最後に当たって、実は著者はさりげなく本講座のエッセンスを述べています。つまり、ゴールとして私達が把握すべき心境は意識的意識状態であると述べているのです。
私達に備わっている外界との窓は、本来、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚の5つがある訳ですが、そのいずれも私達の進化、テレパシー能力の向上に寄与しないという訳です。唯一、触覚について触れていますが、それも触覚(触感)は神経の反応に過ぎないと価値を置いていません。
それに代わって、「feeling(フィーリング、感じ)」こそが警戒の状態であり、私達が気付くべき「意識」に近い状態と説いているのです。更に付け加えれば、私達が印象や想念等、瞬時に私達を通過する想念波動に鋭敏になり、かすかな(精妙、妙なる)印象の発現に気付くことが重要であるということです。その想念の奥には全宇宙を包む膨大な知識があるのだと説いているのです。


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