ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落456 [2018-08-02]


456 When cosmic conscious awareness is achieved life is understood and all effects looked upon as an expression of Cause Consciousness. So work patiently and diligently and you shall indeed know yourself and all life as a whole. A realization of the beauty of the interrelated cosmic picture as each experience falls into place as a part of your life.
456 宇宙意識への気付きが達成されると生命が理解され、全ての結果が因の意識の表現として見られるようになります。ですから、忍耐強く、こつこつ努力することです。そうすれば貴方は本当にご自身を知り、一つの統一体として全生命を知ることになります。それは一つ一つの体験が貴方の生涯の一部分として収まる、相互に関連付けられた宇宙的絵画の美しさの悟りです。




【解説】
仏教で「覚醒」とか「悟り」と称されるのが、本講座で言う宇宙意識の気付き(awareness)です。そしてひとたび身の回りに宇宙的意識を知覚出来るようになると、私達の暮らしは一変するとしています。あらゆるものの中に統一一体化した関連性を見出すほか、全てに美しさを知覚するようになれるからです。
もちろん各人の才能を発揮、発展させることも出来るでしょうし、何よりもより多くのインスピレーションを得ることで、事業も発展することになります。
これまで私達は自らの心や習慣に支配されて来ましたが、宇宙的意識の存在に気付くことで、その潜在能力をより広範囲に発揮出来るようになります。
仏典般若心経の最後の部分に「ギャーテーギャーテ ハーラーギャーテー ハラソーギャーテー」というくだりがありますが、波羅蜜(不思議な英知)を知ったからには、いち早く彼岸に渡れという私達を促すものであったかと思います。本講座でも同様に、講座を終えるに当たって、著者は私達に宇宙意識の覚醒によって、今後あらゆる事態が好転する故、目標に向かって進み続けよと説いているのです。


第12課 段落455 [2018-08-01] <<  |  >> 第12課 段落457 [2018-08-03]