ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落442 [2018-07-12]


442 Lesson nine is on Cosmic and carnal cell activity. This is like any thing that we construct by using nature's materials to make things suitable for man's use. Through habits of the mind we create carnal cells. For the mind like the Son has the potentials of the Father. When the mind does not give credit to the Father it assumes that it operates on its own. And this brings a separation between the Cosmic Creator and the mental creator through the mis-use of the Cosmic Law. This is why the Father and the Son must work as one. As Jesus said, メ I and the Father are One. I the mind and consciousness are one. Or I of myself do nothing but the Father that worketh through me does all of the work.モ Meaning, I the mind do nothing but the consciousness through the mind does it all. For a mind without consciousness is dead.
442 第9課は宇宙的細胞と肉欲的細胞の活動についてです。これは人間の使用に適するように自然の材料を用いて物を私達が作るのに似ています。心の習慣を通じて、私達は肉欲的な細胞を造り上げているのです。何故なら、心は父の潜在力を持つ息子のようなものであるからです。心が父の功績を認めない間は、心は心自身によってそれが動かされていると思ってしまいます。そして、このことが宇宙の法則の誤用による宇宙の創造主と心による創造者との間に分離を生じさせるのです。これが父と息子が一つになって働かなければならない理由です。イエスが言ったように「私と父は一つ。心である私と意識は一つになっています。あるいは私自身である私は何も行っておらず、私を通して働く父が行っているのです。」つまり、心である私は何も行っておらず、心を通じて意識が全てを行っています。意識無しには心は死んでしまうからです。



【解説】
第9課では私達身体の中に心を主人とする肉欲細胞と、宇宙意識に従う宇宙的細胞の2種があることを学びました。本文にあるように私達の心は創造的要素も与えられている為、自らに従う子分を積極的に創り出そうとしているのです。おそらく高齢になるにつれて身体の中に占めるそれら心に従属する細胞も増えているに違いありません。それが老化を進行させているということもあるでしょう。
これに対して私達は自身の末路をも含めてそれらの行く末の限界を改めて直視することが必要ですし、そもそも私達が誕生した目的を振り返る必要もあるのです。
確かに私達の身の回りを見れば、そのほとんどは人間が製造、構築したもので成り立っていることが分かります。しかし、その真実を突き詰めると、そのいずれもが人間を表現の媒体として何か高位の意思が働いて製品化に漕ぎ着けたものであることが分かります。つまりは私達はこれら宇宙的な印象を実現した結果として、得られたものの恩恵を受けているのです。このことを自覚すれば全ての人間の活動のお蔭という訳にも行かず、全ては宇宙的なインスピレーションの現実化の成果を享受していることが分かる筈です。人間(心)の技と自慢するのは、傲慢でしかないのです。


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