ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第12課 段落435 [2018-07-03]


435 In lesson two we explained the mind and its component parts. So see to it that your mind is not purely occupied with outside perceptions. And demand that your mind takes equal interest in being aware of the component parts of your body and its purpose. Ever aware of the marvel of its working and that of all other forms.
435 第2課では私達は心とその構成要素群について説明しました。ですから貴方の心が外部の知覚によって単純に占められていることのないよう気を付けることです。そして貴方の心に貴方の肉体と構成要素群とその目的について等しく感心を持つことを要求することです。常にその肉体や他の全ての形有るものの驚くべき働きについて気付かなければなりません。



【解説】
第2課では心の構成要素と各要素の動きについて学びました。本項ではその第2課の主旨について簡潔にまとめています。
私達は第2課で何を学んで欲しかったのか、著者はそのエッセンスを本項の短い語句で語っているのです。
とかく私達は外界の事物に依存した生活を送りがちでした。文字通り外界の変化、変貌に対して心を奪われていたという訳です。それでは移ろい易い現象の世界に支配され、消耗する毎日でしかありません。それに対して著者は私達人体の素晴らしい仕組みや活動についてもっと関心を抱けと説いているのです。
私達の真の生き方は誰にも支配されることなく、自身を通じて表現される生命の仕組みを学び、目に見えない想念・印象の大きな働きについても積極的に学ぶよう説いています。このことは自分自身の人体を生きた教材、良き手本として活用しながら、物質の奥にある因の働きについても常に感知し理解することが大切であることが分かります。


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