ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落422 [2018-06-14]


422 I am only giving my experiences to show that man's innate ability is of his own consciousness and has nothing to do with mysticism. But rather it is an understanding of the law or the other half of oneself - the conscious part. 99% of humanity is living the mental side of life unaware of their conscious ability or conscious consciousness. Consciously you are free to go any place in the Cosmos but mentally you are anchored to one place. As I was anchored to the classroom but consciously I went to where I was needed. And the law is just as real on the conscious side as it is on the mental side. Consciousness is the permanent side while the mental is the changing side of life. Always changing because the mind is learning while consciousness is all knowledge.
422 私は人の生来の能力は自身の意識によるものであり、神秘主義とは一切関係が無いことを示す為に自分の体験を述べているだけです。むしろそれは法則の理解、自身の半身即ち意識の部分の理解と言えます。何故なら99%の人類は自分達の意識上の能力即ち意識的意識について気付かぬまま心の側で生きているからです。意識の上では貴方は宇宙の何処にでも行ける自由がありますが、心の上では貴方は一箇所に錨で繋ぎ止められています。私がその教室に繋ぎ止められていた時でも、意識の上では私は私を必要とする場所に行ったのです。そして法則は心の側でも意識の側でも現実に働きます。意識は永遠の側にありますが、心は人生の変化する側にあるのです。意識は全ての知識である一方、心は学ぶ過程にある為、常に変化しているのです。




【解説】
このような遠隔地への意識の移動能力について、アダムスキー氏は本文で誰にも生来持っている能力だと説いています。その発揮が出来ないのは、普段、私達は意識ではなく、心に依存しているからだとしています。私達の心はこの意識の存在を認めることなく、その限られた体験を通じて学習の途にある一方、意識は生来、全ての知識を有しているという訳です。
おそらく本課は私達にとっては難解な教科なのかも知れません。自由自在に自身を移動させるとは分かり易く表現すれば、"天狗"や"仙人"のような能力であり、私達は究極のレベルとしてそのような能力を開発しようとしているのです。
意識、心、肉体の3要素がある中で、もちろん肉体は物質から構成されていますが、心もまた、もし結果(物質)に左右されているとすれば、それは物質に左右されていることになります。私達各自が生来、受け継いでいる意識の活用こそ、求められているということです。その意識との融合を通じて私達は文字通り、宇宙を自由に行動することが出来ることになります。



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