ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落410 [2018-05-29]


410 There is just one head of Government with many co-workers who look after the affairs of humanity. And the respect for each other is very much the same as we found on Saturn.
410 そこには人類に関する事柄の世話をする多くの協力者を持つ政府の首長はただ一人存在します。そして互いに尊敬し合うことは土星で見られるのと大変良く似ています。



【解説】
各惑星は一つの家族のように暮らしているということでしょう。その一大家族を見守る為に責任者が必要だという訳です。最終的に決断する人、全体を見渡して判断する人物が必要だということは極自然のことでしょう。
ここで注目して戴きたいのは高度に進化を遂げた惑星社会においては、何事も確立しており、何らの問題も無いように思いがちですが、絶えず変化する宇宙空間の中では、その惑星を守る為、或いは構成員の問題を解決する為、政府機関が必要であり、最終判断を行う首長が必要だということです。
まだ地球では各々の国の中でさえ混乱や争い事が多い訳ですが、将来的には本項に記されているように、地球上の全ての人々が一つの国民となるべきでしょう。国家間の争いを無くす為、国境は取り払う必要がありますが、現状ではそれを妨げる様々な要因があり、英国のEU離脱のように、逆の方向に進んでいるように思われます。
いずれにしても、地球の私達が本来目指すべきは「一家族」(One Family)の概念であり、互いに助け合い、調和して暮らすことです。


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