ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第11課 段落404 [2018-05-21]


404 And now when we associate with the people a strange thing happens. It seems that everyone is a part of our own being for they seem to see through us and know how we feel and what we are thinking. And we wonder if we are worthy to be here and what they may think about us. But this comes from the habitual mind reaction and soon we feel at ease for we sense that they understand and are accepting us as brothers and sisters and not as strangers. You cannot detect even a trace of jealousy, envy or judgment in them. And when invited to their homes we notice that they share all things equally. This is particularly noticeable among the women for they respect each individual with the same feeling that a mother has for her child. And this is a higher respect than sisters have for each other and their relationship to all is based on the need of the other. The men in turn respect the women with the same feeling that we have on this earth for a Madonna as they are the mothers of men. And the women respect the men equally as high and honor them as the expression of Cosmic Principle-the masculine part of consciousness. And both men and women recognize the consciousness within each form as Cosmic Divinity.
404 そして私達がその人々と交流するや否や、不思議なことが起ります。彼らが私達の内側を見通し、私達がどのように感じ、また何を考えているかを知っているように思えることから、誰もが私達自身の一部のように思えるのです。そして私達は自分達がここに相応しいのか、また彼らが私達をどのように考えているか、疑問に思うものです。しかし、これは習慣的な心の反応から来るものであり、すぐに私達は安らぎを感じます。何故なら私達は彼らは私達を理解し、私達を兄弟姉妹として受け入れており、よそ者とはしていないことを感じ取るからです。貴方は彼らの中に嫉妬や妬みあるいは批判の痕跡も見つけることはできません。そして、彼らの家に招かれる時、私達は彼らが全てのものを等しく分かち合うことに気付きます。これは女性間において特に顕著です。何故なら彼女達は母親が自分の子供に対するのと同じ感じで各個人を尊重しているからです。そしてこれは姉妹が互いを尊重すること以上に高い尊敬の念であり、彼女達の全体への関係は他の者の必要性に基づいているからです。代わって男性は女性達をこの地球で私達が聖母マリアに抱くのと同じ感じを持って尊敬します。彼女達は男性達の母であるからです。そして女性達は男性達を意識の男性部分である宇宙原理の表現者として等しく、高く尊敬し敬意を払います。そして男性も女性も各自の身体の内側に宇宙の神性としての意識の存在を認めているのです。




【解説】
土星の社会はどのようなものか、本項は著者の体験をもとに私達にその一端を伝えています。いわば全ての人が達人とも言うべき鋭敏な知覚力を有しており、相手のことを瞬時に理解でき、言葉は不要ということでしょう。そしてそれ故に生活振りは理想を現実に実現しているという訳です。
もちろんそこに生きる人々の精神レベルが惑星全体の環境に影響を及ぼす以上、あらゆる環境が至上なる深遠さに満ちているということでしょう。古来より仏陀は土星から来たと伝えられているように、まさに土星は仏国土と表現されることでしょう。
よく天使の頭を取り囲むようにリングが描かれることが多いのですが、まさに土星こその惑星全体にリングが形成されています。このような高次な惑星から地球を訪れる人々には母国で暮らすよりはるかに多くの誘惑や危険が取り巻いていることでしょう。その中で派遣された本来の任務を実行する彼ら訪問者のご苦労もまたかみ締めるべきです。仏像に手を合わせる時に思い出したいことがらです。


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