ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落385 [2018-04-13]


385 For some this will be difficult with their eyes open, for the attention will be distracted by things that are seen, so it will be best to close the eyes in order to focus the full attention on the impressions or pictures that come. At first this should not be done for more than five or ten minutes at a time. And do not expect too much at the beginning.
385 ある者にとっては眼を開けていてはこれが難しいでしょう。見えるものによって注目がそらされてしまうからです。そこでやって来る印象類や映像類に全注目を集める為、眼を閉じることが最も良いと思われます。最初はこれを一度に5分ないし10分間以上行われるべきではありません。また、最初から多くを期待してはいけません。




【解説】
私自身、本格的な座禅を知りませんが、本項で著者が説く内容はそれに近いものと思っています。心を落ち着ける為に瞑想すること、またそれが私達の視覚を鎮める為であることが説かれているのです。
また、注目したいのは、このような瞑想は長時間行うべきではないとも指摘していることです。瞑想から直ちに効果が出るというようなものでないことも大事なポイントでしょう。
そもそも私達が自身の心境を静かにかつ鋭敏に保持する為に、これら全ての動作がある訳で、その実行により心身の疲れや惰性が生じるようでは意味が無いということでしょう。私達がやって来る想念・印象に対し如何に受け止め、それらの意図に沿って行動できる態勢を構築することが重要となるのです。


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