ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第10課 段落377 [2018-04-03]


377 Remember that consciousness will convey impression to the mind that will seem foreign, like all new things do at first. But let your mind become as a little child listening and observing impressions and pictures that may come without questioning or trying to make a better picture out of the revelations.
377 覚えておいて欲しいのは意識は最初、あらゆる新しいものがそうであるように、心にとってよそものに思えるような印象を運んで来ることです。しかし、貴方は疑問を挟んだり、その啓示からより良い全体像を作り出そうとすること無く、心を幼子のようにして、そのやって来る印象と映像に耳を傾け観察させるのです。



【解説】
"幼子のようにならなければ"とはイエスの言葉でありましたが、その言葉は本来、本項の内容を意図していた訳です。私達にとって大切な条件は意識が私達に授ける印象に対して、素直に受け入れ、学ぶ姿勢です。
とかく私達は感受した想念・印象を自己の都合の良いように改変しがちですが、本項はそれを戒めています。私達に必要なことは、それらの印象をそのまま受入れ、記憶して、それらが何を示唆しているか、見極めることです。またその為にも、それら印象の源泉を信じることが大切です。
中にはその内容が判明するまで長年月要する場合もあるでしょうし、数秒の内に明らかになることも多いのですが、先ずは焦らず素直に受け入れ、記憶し、行動することが必要だと考えます。
多くの場合、それらの印象は人生の転機にもなる重要な示唆を含んでいることも多く、それらの印象を人生を拓くヒントとすることが求められています。


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