ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第09課 段落337 [2018-01-31]


337 There are records of mystics who have willed themselves to a spiritual guide and lost their individuality. And the supposed guide was nothing more than foreign cells created by the mind desiring a spiritual leader.
337 これまで自分自身をある霊的な指導者に捧げて自分自身の個性を失った神秘主義者の複数の記録があります。しかし、その指導者と思われた者は、霊的指導者になろうと願っている心によって造り上げられたよそ者細胞達以外の何物でもなかったのです。



【解説】
永年にわたり自身の身体の中に自我(心)に従属する細胞を作り上げて来た私達の身体内部は、もはや一様に宇宙的とは言えない状況になっているという訳です。それら心に従属する細胞達はやがて自分達の言うことを聞かせる為、様々な手法で私達自身を先導しようとするということです。
その試みは私達の心に対しても自分達に意を汲んで働かせようと、惑わす印象を送ることさえすると本文で著者は警告しているのです。丁度、キリスト教で言う悪魔のささやきのようなメカニズムかと思われます。
このような場合、私達の敵は私達自身の中のこのような存在であり、自分(心)との戦いが課題の全てとなる訳です。
一方、本文にあるように、このようにいわゆる肉欲細胞に支配され、採取的に自我を失って、路頭に迷う結果は避けなければなりませんし、それらを回診させて、本来の調和的な細胞に改質する過程が、私達の進める精進ということになります。


第09課 段落336 [2018-01-30] <<  |  >> ご連絡 [2018-02-01]