ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第08課 段落303 [2017-12-05]


303 Man cannot forever serve his mind - for himself. Or other minds for other men and expect to realize and enjoy a heavenly state of life.
303 人は自分自身の為にも、自分の心に永遠に仕えることはできません。他人の為、他の心に仕えることも同様で、そうすることで悟りを得、天国のような生活を享受することを望むことはできません。



【解説】
私達は自分自身も含め、不安定で身勝手な心に従ってはいけないということです。
これまでの様々な経験から私達は自分の心がある時は不安から、またある時は怒りや悲しみから大変不安定な状況に陥ることを学んでいます。そして、その指示に従って行動することが如何に無益でまた害を及ぼすかを身に染みて知っています。
自分であれ他人であれ、所詮、心に従うことには大きな問題があるのです。そうすることを避ける為に私達は冷静に心を観察し、統制する一方、心ではなく無言の意識を重んじる必要があるのです。
迷いの心に従うのではなく、私達の生命を真に支える意識の存在を受け入れ結果に頼らない生き方に一大転換する必要があるということです。同乗記にも他惑星人は相手に対面する時、相手の中に創造主を観ると語られています。私達各自に内在する創造主の意識を観ているということでしょう。相手の自我でなく、その奥深く内在する創造主の要素を観て、その創造主に語りかけるものと思われます。
私達も各自が内在する意識を開拓すればするほど、自我は縮小することになり、やがては意識を表す存在になれるという訳です。


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