ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第07課 段落272 [2017-10-19]


272 Some may feel I use the word consciousness too often, yet it is this consciousness that is the real you. It is also back of all creation - the primal force - the most important part in a mental life. For the sense mind must remember its experiences if life is to continue, as consciousness is the recorder of all actions in life. If the sense mind does not associate itself with the consciousness its memory is short for it is not eternal. But as we have said before, it can become eternal by blending with consciousness.
272 中には私が意識という言葉をあまりに多く用いていると感じている人もあるかも知れませんが、真実の貴方はこの意識なのです。それはまた全ての創造の背後にあるもの、原動力であり、精神生活において最も重要な部分です。何故なら、感覚心は生命を継続するつもりならその体験を記憶して置かねばなりませんが、意識は生命の全ての行動の記録者なのです。もし、感覚心が意識と仲良くならなければ、その記憶は永続しない為、短いものとなるでしょう。しかし、私達がこれまで申し上げたように、心は意識と混じりあうことで永遠のものになり得るのです。



【解説】
自分の半身である意識について、著者はその重要性を繰り返し述べていますが、それほどに私達が重視しなければならないのがこの意識なる存在です。しかし、私達は長年この意識について教わっておらず、もう一方の半身である心の支配を受けて来たという訳です。
イエスが”父とともにある”という言葉を残し、弘法大師が”同行二人”という表現を伝えていますが、いずれもこの意識について覚醒した導師ならではの言葉と言えるでしょう。
この意識の中に全ての記憶が蓄えられ、想念が記録される訳ですから、この意識から助言を受ける中で、意識との信頼関係を構築出来るものと思われます。私達の半身である意識は実は自身の肉体の範囲に制限されるものでなく、宇宙にも広がっている存在であり、空間という制限を越えている存在だと考えられます。


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