ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落204 [2017-07-12]


204 Never allow the mind to become emotionally affected to the point where it wants to tell the world what has been revealed to it. For when the time of revelation does come - it will be given calmly and modestly. The tricks that the mind has cultivated and accumulated will appear from time to time and try to show the other fellow how much it knows. This is definitely wrong and should this occur it is time to remember - do unto others as you would have them do unto you. The mind has been dwelling in untruthful things for ages and when the real truth is brought to it, it does not like to accept for it built its foundation on mistakes and does not like to have them disturbed. And as said before, this does not mean that mistakes are of no value, for they show us the right way to act. But one mistake is not to be covered up with other mistakes. It is to be corrected immediately.
204 決して心に明かされたことを世間に告げようというところまで心が感情に動かされるのを許してはなりません。何故なら啓示がやって来る時、それは静かにそして控えめに与えられるからです。長年心が培い蓄積して来たたくらみが時折現れて、同僚に如何に自分が知っているかを示そうとします。これは絶対によくないことであり、万一起こった時は、次のことを思い出して下さい。汝が他人にしてもらいたいと思うことを他人に為せです。心は長い年月、嘘で固めた中で生きて来ているので、実際の真理がやって来た時、過ちの上に基礎を置いており、混乱されたくない為にそれを受け入れたくないと思うのです。しかし、以前申し上げたように、その過ちは価値が無いとしているのではありません。何故なら、それは行動すべき正しい道を私達に示してくれるからです。しかし、ひとつの過ちは他の過ちによって包み隠されてはなりません。直ちに直されねばならないのです。



【解説】
うぬぼれ、高慢こそ私達が最も注意深く排除しなければならない要素です。それは同乗記その他の中で伝えられている進化した他惑星人の言動からも彼らには一切そのような要素が無いことが分かります。もし地球人が同じ立場なら、地球より低レベルの星の人々に対して、いわば軽蔑的に”このようなことも知らないのか”と言い出す場面もある筈です。しかし彼ら進化した惑星人は実に暖かく地球人に接しています。それは真理を知り、真実に生きる者の特徴であり、決して他を見下すことはありません。
一方、少しでも他人より知識があれば、それをあげつらい自己顕示するのが私達の心の特徴です。本来そのような者に創造主の印象を同期する能力は無いのですが、偶然何かの機会で印象を得たとしても、それを不用意に明らかにすれば、その後、それらの未来に起こるべき事象は本来の軌道を離れて実現出来なくなることも大いに考えられます。もし自分の願いに叶った印象であるなら、それは自分の中にそっと保存し、その後の実現を待つというのが、正しい対処法かと考えます。
重要な点は自らに授けられた印象を拠り所として次にどのように行動するかであり、決して得た印象を他人に伝え、自分がインスピレーションを得たことを無分別に喋ることは益になることではないのです。


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