ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落194 [2017-06-27]


194 So in order to unite that which is now divided in man, the mind must be willing to be taught by consciousness. And remember, consciousness is the soul of any form which makes life possible.
194 ですから人の中で分断されているものを統合する為に、心は喜んで意識によって教わるようにならなければなりません。そして覚えておいて欲しいのは、意識はあらゆる形あるものを生命たらしめている魂であることです。




【解説】
私達が誰に対して謙虚にならねばならないかが問題です。自我の欲望の言うなりになったり、支配者の忠実な配下になることではありません。私達自身の存在を支えている不可視の意識に対して常に信頼を置き、その助言に耳を傾けること、傾聴する姿が求められているのです。
私達が如何に既存の感覚器官に依存しているかは、室内を真っ暗にした際、私達は何も出来なくなり、一歩も動くことも危うくなることからも良く分かります。実際には明かりの有無の他は何一つ変わらないにも拘わらず、急に盲目状態になった私達は何をするにも自信がなく、行動が出来なくなるのです。しかし少し考えて見れば、身体各部は外界の光の有無に係らず、正常に活動していますし、生命としては何一つ不自由は無いのです。独り「心」だけが、不安を訴えているのです。
視覚が機能しなくなった中でも、それに代わり得る感覚的な要素があるように私自身は今、考えています。つまり目をつぶっても自由に動き回る意識があり、それは肉体を超越して遠く他の場所への拡がり、印象を捕捉し理解することが出来るような存在です。この存在こそが本講座で著者が説く「意識」であり、万物とも融合・融和出来るものだと考えています。


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