ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第05課 段落186 [2017-06-15]


186 The whale, although there are others, masters the pressures and elements of the sea, for it is able to go to great depths yet it can swim on the surface of the water and partake of the invisible gases from space that enshroud the earth. And there are some like the flying fish that leave the liquids for an experience in the sea of gases. Thus they have experience in two different kingdoms. The liquid of the water and the gases of which the liquid it made.
186 クジラは、他の者もいますが、海の様々な圧力や要素をマスターしています。何故なら海中深くまで潜ることが出来ますし、水面付近で泳ぎ地球を覆っている宇宙から目に見えないガス類を取り込むことが出来るからです。そしてトビウオのようにガスの海での体験を求めて液体を離れる者もいます。そのようにして彼等は二つの異なる王国での体験を持つのです。液体としての水とその液体を造ったガスの二つです。




【解説】
本項で著者は、私達は同時に二つの世界を享受できることを示唆しています。つまり三次元の物質世界とそれを取り囲む意識の世界です。しかし、とりわけ注意したいのは、古来から言われている霊界その他の神秘的なものを推奨しているのではないということです。
丁度クジラやトビウオが大気と海の世界を自由に行き来するように、私達は両方の世界を等しく理解し、生活に応用するという所が重要な部分です。霊の世界、意識の領域のみに生きるのではないというところがポイントなのではないでしょうか。
変化する物質の世界にあっても同時に宇宙の記憶や引き継がれる印象や体験等、不可視な要素が全てを指導し、知識を与えていることを知る時、私達は自らの本来の潜在力、可能性を知ることになるものと思われます。因の意見を体現することを通して得た体験こそ後代に伝えるべきもの、後世への最大遺物と思うからです。


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