ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第04課 段落150 [2017-04-24]


150 All of the particles of dust are made up of various gases which are capable of producing minerals as well as germs or seeds. And these can produce other forms once the proper conditions prevail. From the first kingdom to the present, activity continues in varing degrees that produces the changes.
150 塵の全ての粒子は様々なガス状物質から成り立っており、そのガス状物質は鉱物や胚や種子等を造り出す可能性を持っています。そしてこれらはひとたび適当な条件が広がれば、他の形有るものをも造り出すことができます。この最初の王国から今日まで、変化を造り出す活動が様々な度合に続いているのです。




【解説】
鉄もその融点(1500℃)以上の高温になると、ヒュームと呼ばれるガス体になるとされています。即ち、高温ではあらゆる元素がガス体になるという訳です。
本項では創造の始原段階で全てはガス体から始まると説かれており、あらゆる生命の源とも言うべき要素がこれらガス体の中で人知れず培われているとしています。原始混沌の中の創造の働きであり、創世記の記述が思い起こされます。
その後は宇宙における様々なバランス上、新たな星や惑星が形成されることになるや、これらガス体は更に集結し、微粒子(塵)となり、やがて新しい星や惑星が生み出され、"天地"が創造されるという訳です。
これら創造の物語の最初に位置するのがガス体であり、目に見えない存在というところが、ポイントかと思われます。


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