ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落082 [2016-12-27]


082 All of our life we have been doing things the hard way. Either in one extreme or another. Now the time has come to settle down into the middle, which is the conscious eternal highway. And stop taking the mental by-ways, for the center balance will make life much easier.
082 私達はこれまで生活のすべてを困難なやり方で物事を行って来ました。ある極端から他の極端のいずれかであったからです。しかし今や、意識的な永遠の大道である中庸に落ち着く時期を迎えています。そして心の横道を取るのを止めるべきです。中央のバランス状態は生活をはるかに容易にすることになるからです。



【解説】
最近思うことは、このアダムスキー氏の伝えた"宇宙哲学"というものは、地球古来から伝わる数多くの宗教や哲学の本質と何ら違わないということです。一口に真理は一つと言ってしまうよりも、私達自身、古来から同じ内容を繰り返し教えられてきたことに気付かなければならないと思うのです。真理、法則である以上、地球人が体得したこともあるでしょうし、また他惑星文明から地球に伝達されたことも多いものと思われます。
本項で言ういわゆる"中庸"もその一つで、仏典にも出て来ますし、孔子の説くところも有名です。
本項で著者は、私達が有頂天であったかと思うと、何かの原因でその後すぐに落胆し落ち込んでしまうような生活を送っていると指摘しています。それは私達が理解力の劣る心の反応をそのまま行動の指針にしていることによると説いています。本来、意識の示唆する方向に進めば何らの問題もなく、事態が進捗して安寧な生活になるということです。その為にも私達は自らの心を監視し、常にバランスのとれた状態に保ち、いつでも意識からの印象による指導に即応できる態勢である必要があります。


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