ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落071 [2016-12-09]


071 Jesus brought this truth to the people when he said that the man who desired honors from earthly men, had none coming in heaven. He also said not to worry about tomorrow, for the sparrow neither sows nor reaps, yet the Father takes care of each of them. But this calls for definite faith in the consciousness. For he also said, "are you not more than the raiment ?" This is the law by which all Venusians live.
071 イエスは地球の人達からの名誉を望んだ者で天国に来る者はないと人々に述べてこの真実を当時の人々に伝えました。彼はまた、明日を思い煩うなスズメは蒔くことも刈ることもしないが父はそれら個々の者を養ってくださっているのだから、とも言いました。しかしこれには意識に対する絶対的な信頼が要請されます。何故なら彼はまた、「あなたは衣服より以上のものではないか」とも言いました。これは全ての金星人が生きている法則です。



【解説】
名誉を求めず、明日をわずらわず、ひたすら宇宙を生かす創造主を信じる心境こそ重要です。このことは単に覚者の言葉というだけでなく、天地創造の時代から未来永劫続く宇宙的な真理・法則であり、この法則性を如何に認識するかがポイントになります。
上記の言葉は単なるキレイゴトではなく、実際に現実世界を動かす法則を理解した結果、導かれた要点・エッセンスなのです。
一見して優しいように見えますが、その示す世界は深遠です。同時に人間を除く多くの生きもの達はこの心境に生きているということでしょう。各々の生涯は必ずしも全て幸福という訳にも行きませんが、それでも創造主の導きに絶大なる信頼を寄せて、「その日暮らし」、即ち毎日この時を大切に生きることを全ての創造物が実践しており、自然界はその上に成り立っているのです。


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