ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落065 [2016-12-01]


065 The first workers that he engages are what could be called of the lowest talents. For they will be the ones responsible for the ditch in which the foundation of the building will be laid. And without which the building could not be built.
065 最初に雇う労働者は最も低い才能の者達と呼ばれるかも知れません。何故なら彼等は建物の基礎を置く為の溝を受け持つ人々であるからです。しかし、それ無しでは建物を建てることは出来ません。



【解説】
本項で描かれる状況は誰もが見たことがあることでしょう。とかくこのような仕事は低いレベルと見做されがちですが、基礎工事に雇われる者に対して芸術家同様の価値と才能を見出す視点は金星における価値観でもあるのです。
私達は従来の私達の視点を大幅に見直す必要があります。その建物が建設されるのに本当に必要なものは何かを考える時、あらゆる要素が各々均等にその建物を支えていることが分かります。丁度、人間の身体がどの部位も無くてはならない役割を持っているように、私達一人一人は広大な宇宙の中で自ずと占める位置を持っているのです。
こうした自分の役割に気付く時、また他人の役割を認める時、私達は自らも含めて宇宙の一員としての自覚が生まれるものと思われます。また各自の役割を果たす時、以前、著者が”喜んで踏み石(stepping stone)になる”と言及したように、後から来る者の理解促進に貢献できることも喜びとなるのです。



第02課 段落064 [2016-11-30] <<  |  >> 第02課 段落066 [2016-12-02]