ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第02課 段落047 [2016-11-02]


047 Now we proceed to analyze the mind, which is made up of the senses. This sense mind is actually in the process of creation through its constant learning. It is like a sensitive plate which receives impressions from its observations of effects. And most of the time its conclusions are not in accord with natural law.
047 これからは、感覚から成り立っている心なるものを分析することにしましょう。この感覚の心は実際にはその絶えざる学習を通じて創造される過程にあります。それは結果の観察から印象を受ける感受性のある板のようなものです。そしてほとんどの場合、その出す結論は自然法則と調和していません。



【解説】
この生命の科学講座が、これまでの宗教や哲学と大きく異なる点が本項に示されているように私達の心や意識、更には細胞、原子分子の本質的意義と役割、活動の実態等について具体的に解説している所にあります。平易な表現がされている為、何気なく読み進んでしまいますが、その説いていることは具体的であり、かつ深遠です。他惑星の文明から地球にもたらされたテキストとされる由縁も納得できるというものです。
私達の当面の課題は自らの心をよく観察し、実態を把握することですが、その心についてのイメージが本項の主題です。心が印象を得る際の状況を感光板のようなものだと表現されています。デジカメの画像素子のように一瞬の光のパルスに対してもカメラは鮮明な画像を着像出来るように私達の心は想念・印象を感知するという訳です。
問題はその画像素子は成長の過程にあり、感度も得られた印象の把握や解釈についても、拙い状況であり、学習を進めて行く状況にあるということです。つまりは日々、私達は自分の心の動きを見守って、それが正しい学習の途についていることを確認する必要があるのです。


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