ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落039 [2016-10-21]


039 A perfect diamond will reflect pure light from each facet that is cut upon it, and there can be no imperfections if the cosmic frequencies are to manifest in full.
039 完璧なダイヤモンドはカットされた一つ一つの面から純粋な光を反射するでしょうし、宇宙の諸振動が溢れるほどに現わされるなら、欠点などというものはあり得ない筈です。



【解説】
自己研鑽の積み重ねは私達一人一人を輝くダイヤモンドに仕上げて呉れると本項は説いています。しかし、ここでより重要なことは、これら精進の積み重ねは生涯を越えて持ち越せるということかと思います。人の一生において全てを完璧に仕上げることは難しいように思いますし、また途中段階で今生が終末を迎えたとしてもその継続に次の人生が用意されているように思うからです。
そういう意味では現在の与えられた環境において出来うることを、出来うる努力を惜しまず日々実践することが現世を活用することであり、次につながる生き方であるように思われます。確か何処かの仏典にたとえ死に行く最後の時に悟ったとしてもそれは喜ばしいという主旨のお話が載っていたように思いますが、それはもちろん死の後に来る次なる人生、転生後人生を祝うことでもある訳です。
一人一人が研鑽を続け、自らの才能を発揮することは創造主の最も喜びとするところです。それは出来の悪い子供がようやく本来の道に目覚め、自ら努力する姿を見守る親に似ていると思うのです。一人一人がこのように神を喜ばせる為に日々を務めることによって私達の住む惑星は真のパラダイスに変貌を遂げるということです。



第01課 段落038 [2016-10-20] <<  |  >> 第01課 段落040 [2016-10-24]