ジョージ・アダムスキー「生命の科学」第01課 段落032 [2016-10-12]


032 When the form is seen with the mind and the consciousness reveals the cause we then see the visible and invisible at the same time. i.e. If you start making a plan for a house by drawing it on paper, you are producing the first effect that comes to the mind by conscious impression. You are using the consciousness and the mind as one. The consciousness alerts the mind what the design is to be. After the plan is drawn you may make many changes due to the experience you have had with houses. Even then the consciousness will point out the improvements that can be made which were not present in the houses you have known.
032 形有るものが心で見られ、意識がその因を漏らす時、私達は目に見えるものと見えないものを同時に見ることになります。即ち、もしあなたが紙に図を描くことによって家を作る計画を立て始めるならば、あなたは意識の印象によって心にやってくる最初の結果を作り上げていることになります。あなたは意識と心を一つにして用いているからです。意識は心にデザインはどうあるべきかを注意します。計画が図面化された後、あなたは家について得たこれまでの経験に基づき多くの修正を行うかも知れません。しかしそれでも、意識はあなたがこれまで知っている家には存在しない改善点があることを指摘するでしょう。



【解説】
本事例から私達は創造的な仕事の中に意識と心が一体になれる機会があることを学ぶべきです。これまで経験したことのないもの、誰かが提示した手本の無い中で、私達が物を造り上げる為には意識の力を借りなければなりません。その為に心は作品作りに向き合う際には、何らかの特別な心境を保つ必要があるということでしょう。
しかし、ひとたびその極意に気付けば後はとめどなく湧き起こるアイデアを形にして行く作業であり、心はその印象の通り道となって、具体世界にその形を残す道具になればよいという訳です。
このように私達には元来、印象を湧き出す源泉が備わっており、必要なことはその泉から湧き出すアイデアを無にすることなく、活用することです。
多くの芸術家が作品作りに取り組む時、寝食を忘れる程没頭することは良く知られていますが、まさにその時は内なる意識と現実世界にそれを具体的に描く役割を持つ心が一体化し、その芸術作品を通じて創造主の知性が表現されていることになるのです。


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